運用代行サービスの価格相場

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2種類の運用代行サービス

最近では、民泊の運用代行サービス業者が増えてきました。大小さまざまな業者がネット上でサービスの紹介をしています。運用代行サービスには大きく分けると2種類ありますのでその違いについて紹介します。

まずは、お部屋の掃除やメール連絡を含む予約代行、民泊情報サイトの登録手続きやお部屋の写真撮影、立ち上げ時に作成する資料づくりなど、ホスト業務の一部分だけを請け負う「部分代行タイプ」。もう1つのタイプはホスト業務の全部を代行してくれる「全部代行タイプ」です。完全代行タイプの場合には、ホストがすでに物件を持っていれば、代行費用を支払うだけの手間ですぐにホストをスタートすることができます。中には、民泊に適した物件探しもサポートしてくれる運用会社もあります。部分代行タイプを利用する場合は、プロ並みの清掃を求めていたり、英語でメールの問合せに対応することができない、時間が取れないなど、ゲスト対応のサポートを部分的に委託したいときに活用すると便利です。

完全代行と部分代行の相場

1つの物件につき売上の20~35%が一般的な相場です。ここで注意してほしいのは、「売上」とはゲストからの売上の総額の意味で、家賃や水道光熱費などの必要経費を引いた純売上ではないということです。具体的な例を挙げて説明すると、1物件の売り上げが40万円で代行サービス費用が30%だったとしましょう。このケースで代行業者に支払う額は48,000円です。完全代行の中には清掃料が含まれていないケースが多いため、清掃料金が別途かかります。業者によってはこの清掃料をゲストから徴収するシステムのところもありますが、このケースでは最終的に支払う総額が10万円近くになる計算です。

家賃や水道光熱費を除いた利益が20万円あるとすると、民泊運用代行会社に支払う金額(運用代行手数料、清掃費)が占める割合は50%近くになってしまいます。民泊ビジネス以外に本業があったり、運用物件数が少なかったりするホストの場合には、利益率が下がる完全代行サービスの利用はあまりおすすめできません。

完全代行か部分代行のどちらを選ぶべきか

では、完全代行と部分代行のサービスのどちらを選んだ方がいいのでしょうか。それは運用する物件数が目安になります。ホストが持っている物件が4物件以上あるときには「完全代行」を、3物件以下のときは「部分代行」の利用をお勧めします。民泊ビジネスがどんなものかまずは始めてみようという方であれば、流れを把握することも含め「部分代行」で十分まかなえます。ホスト業務の内容がわからないのでとりあえず完全代行サービスで申し込んでしまうのはもったいないです。なぜなら、最初からその物件が高稼働率で運用されることは少ないということと、たとえ80%以上の稼働率がある状態でも1人で運用できるからです。

細かい作業を行うのは苦手という方や多忙な方、これから4物件以上に増やしていく予定がある方などは、完全代行サービスをおすすめします。サービス利用の判断基準は、物件の数が少なければ自分でできることが多く、利益率が高まるということです。

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